iZotope Neutron 2:チャンネルストリップで学ぶミキシングの基礎第6弾
コンプレッサー解説の第2弾です
今回は、コンプレッサーって正直使い方がイマイチピンとこない、、っていう哲郎くんのための記事です。(誰?)
最初は、イメージすることも難しいんですよね。分かります。僕も良くわかってないですから。(大丈夫か?)
この前、嫁の態度にコンプレッサー掛けようとしたんですけど、設定が全然うまく出来なかった。。。僕もまだまだです。。(全然違う問題だろ!w)
- 誰にも言えないけど、iZotope Music Production Suite 2でミキシングを始めた
- コンプレッサーの存在意味がよく分からない
- ニッチローの今後が気になる
とりあえず、ニッチローの今後についてですが、、、(そこはスルーだろ!)
なかなか本題に入らないっていうね、もうお決まりのパターンです。笑
Neutron 2のコンプレッサーのインターフェースの紹介は、こちらの記事を参考にして下さい↓
コンプレッサーって何か
コンプレッサーは、スレッショルドで設定した値以上の信号を圧縮する機能です。
大きなレベルの音を圧縮することで、小さなレベルとの差が減るので、全体のバランスがよくなるわけですね。
音量デカいぞ!っていう部分だけを圧縮(コンプレス)するエフェクト
コンプレッサー・パタメーター
- アタック
- リリースタイム
- スレッショルド
- レシオ
- ゲイン
これらのパラメーターを使い、音を処理します。実際に、Neutron 2のコンプレッサーを使って、それぞれの機能を確認しましょう。
コンプレッサー・インターフェース解説
まずは、上のコラムから。
左からオン・オフ、バイパス、ソロのボタンになります。
Threshold (スレッショルド)
コンプが効き始めるポイントで、このレベルを超えたものに対して、コンプがかかる、という仕組みになっています。
このスレッショルドの設定によって、ピークのみの処理にするのか、全体をガッツリ圧縮するのか、目的が変わってきます。
Attack Time (アタック・タイム)
これは、信号がスレッショルドを超えたときに、どのくらいの速さでコンプをかけるか、っていうことの設定になります。
遅い設定だと、原音のアタックがそのまま出ることになります。
Ratio (レシオ)
圧縮率の設定になります。2:1だと、割と緩やかで、8:1を超えるとリミッター的な感覚です。
前にも言ったけど、イラストレーターとか、使えたらもう使ってるから!笑
すみませんね、こんなレベルで。。。w
Knee (ニー)
数値を上げていくと、Soft Kneeになり、0はHard Kneeという設定になります。
Hard Kneeのほうが、アグレッシブなサウンドになりますが、図を見てもらった方がイメージしやすいかもしれません。
余計分からないよ!笑
これはヤバいだろ。。。笑 いいんです、伝えたい気持ちが大事なんです!(実際に伝わらなかったら何も意味ない)
Release リリース・タイム
リリース・タイムは、音がスレッショルドのレベルを下回った時から、コンプが解除されるまでの時間です。
Gain (メイクアップ・ゲイン)
こちらは、コンプレッサーの発動によって、失ったレベルを持ち上げる機能です。インプットの音量とアウトプットの音量のマッチをすることで、実際にどう音が変わったのか、判断しやすくなります。
Mix
Dry/Wetの設定です。
この図、マジでない方がいいな。笑
いつか、忘れた頃に、綺麗な図に変更されてると思います!(ない)
嫁にコンプレッサーをインサート
皆さん、覚悟して下さい。。。
この前ね、嫁が2万円くらいのアクセサリーを購入しようとしたんです。
家賃を3年くらい滞納してる僕としてはね、非常に許せなかった。(お前の方が許せないだろ!笑)
嫁に言いました。頼むよ、2万円はやばいって。。。せめて30万円にして、と。(どんだけモテたいんだよ!笑)
ここで、僕はコンプレッサーをインサートしたんです。
そして、スレッショルドを1万円に設定しました。
そしたら、嫁が1万7500円のがあるから、ってまた暴言を吐いてね。
この交渉は、長引きました。非常に長いアタックタイムでした。
仕方なく、スライディング土下座して、1万5000円のアクセサリーっていうところで落ち着いたんです。
ただ、同意してから、すぐにやっぱり2万円のにしろ、、、そう言われたんです。
リリースタイムがあまりにも短く設定されていたんです。。。
まとめますね。まず、2万円の元値がありました。そして、それを圧縮するために、コンプレッサーをインサート。スレッショルドを1万円に定めました。長引く交渉の末(Slow Attack Time)1万5000円になったんです。嫁の機嫌が取れず、すぐに2万円にしろ、っていう態度に戻ってしまったのが、Fast Release Time。。。分かりましたね、、、
これがレシオ2:1のコンプレッサーなんです。
皆さま、今まで本当に、ありがとうございました。本日を持ちまして、私サンチローは、現役を引退したいと思います。
このブログ史上、一番やばい展開になりましたね。笑
本当に申し訳ない。笑
まとめ
どうやってまとめればいいのか、よく分かりません。笑
今回、基礎的な事を2パートに分けて説明しました。
それぞれのパラメーターが何を意味するのか、それが伝われば幸いです。
最後に、どこから始めればいいんだ!っていう人のために、バークリーの教授から教わった、コンプレッサーのスタート地点を伝授します。
- Ratio 2:1 (もしくは4:1)
- Attack Time around 20ms (anywhere around 10-30ms is worth exploring)
- Release Time 200ms (anywhere around 150~250ms is a good starting point)
Neutron 2のチャンネルストリップをもっと詳しく知りたい!っていう方は、こちら↓
今日は、この辺で。
またね!
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