iZotope Neutron 2

iZotope Neutron2 EQ Band Shape解説!

iZotope Neutron 2:チャンネルストリップで学ぶミキシングの基礎第4弾

EQ解説の第2弾です

今回は、12バンドある、EQの中をもうちょっと詳しくみていきましょう!

Band Shapeってやつです。

どんだけEQ処理できるんだ!ありすぎて何を設定すればいいかわからないよっ!

ってなれば、いいかな〜。(なげやりすぎだろっ!)

最初は、訳わからないと思うんですけど、まず何が搭載されてるのか、っていうところを知っておくと、今後役に立つと思います。

料理も、どの材料が必要か、ってとこから始まるじゃないですか。(何だそれ!w)

それでは、一緒に学んでいきましょ〜

EQ解説第一弾である、インターフェースの解説はこちらから↓

こちらは、インターフェースで紹介したものと、被るのですが、まずEQの種類を確認してから、Band Shapeを見ていきたいと思います。

ハイパス・ローパスフィルター

こちらは、カットのみの処理で、いらない低音・高温を処理する際に使用します。

5つのBand Shapeから選べます。

シェルビング・タイプ

“Air”と言われる高音部分を加えたり、低音をやさしくカットすることが可能なタイプです。

ピーキング・タイプ

こちらが、8バンド用意されてる、ピーキングタイプです。かなりピンポイントに周波数の処理をすることが可能です。実際8つ全てを使うということは、ほとんどないと思いますが、チョイスがある、というのは嬉しいですね。

Band Shapeとは

Band Shapeって、一言で言うと、EQカーブのことです。

どんな曲線で周波数を処理するのか。

まず、EQのタイプを設定し、そしてBand Shapeを弄りながら音作りをします。

EQ設定の順序
  1. EQのタイプを見極める
  • ハイパス・ローパス
  • シェルビング
  • ピーキング
  1. Band Shape(EQカーブの設定)

ハイパス・ローパスフィルター Band Shape

こちらは、5つのBand Shapeが用意されています。なれないウチは、緩めのカーブの設定をオススメします。

こちらのボタンをポチッとすれば、発動します。

みなさん、ここはスルーするところですよ!

そのウチ、非常にシャープなQ設定で、僕の3流のボケがEQ処理されることでしょう。。

とほほ。。。

ハイパス・ローパスフィルターのBand Shapeはこんな感じです↓

最後のResonantというBand Shapeだけ、ちょっと形が違うのが確認できると思います。

これは、カットする直前の周波数をブーストする、というEQカーブです

Qのスライダーがオンになり、Resonantの幅を調節できます。

キックドラムに使う場合が多い機能です。また、ボーカルのローをカットする時に、これのカーブを試すと、ファンダメンタルの周波数が持ち上がって、しっくりくるって時もあります。

シェルビング・タイプ Band Shape

こちらは3つのタイプが用意されています。

Shelf 

最も一般的なシェルビングタイプです。

Baxandall

こちらは、Shelfに比べて、かなり緩やかなカーブになっており、よりナチュラルに処理ができるEQカーブです。

マスタリングでよく使われるEQです。

下の図は、Shelfの設定と全く一緒なので、EQカーブの違いがよく分かると思います。

Vintage 

このBand ShapeはResonantを追加するVintageタイプのEQです。

Pultec EQによく似たタイプです。ベースのEQなどに使ってみて下さい。低音がサポートされつつ、音抜けが良くなります。

下の設定は、やりすぎです。笑 図をわかりやすくするためです。

ピーキング・タイプ Band Shape

Band Shelf

こちらは、緩やかなカーブになっていて、より大きな周波数にテコ入れする時に使います。

いいんですよ、、、あくまでスルーが基本ですよ。。。

こんなノリでDTMブログやってていいんだろうか、、、笑

一生懸命やってる人に申し訳ない。。笑

Proportional Q

こちらは、もっとピンポイントに処理ができるBand Shapeになっています。

ここに来て、病気が連発しちゃいました。。。

とりあえず、心を落ち着かせるために、CoCo壱に行きたいと思います。。

誰か止めて下さい!!

失笑DTMer、Takeshiでした。。。

www

まとめ

余計訳わかんなくなったわ!

分かります。。。

最初は、ちょっと説明だけ聞いても微妙なんですよね。

なので、直感的に、EQバンドを使って試してみて下さい。

どんなEQ処理をするのか!っていうのは、曲や楽器でもちろん違ってきます。

このブログでも、もっとテンプレート的なものをどんどん公開する予定です。

ちなみに、VintageのBand Shapeで触れたPultec EQで処理するベースのテンプレートはこちらです!

また、Neutron 2の全容解説は、こちらをご覧くださいませ!

それでは、今日はこの辺で。

もし時間があれば、ツイッターで、絡んでください!

またね!

Takeshi

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ABOUT ME
malibusoundvibes
バークリー音楽大学卒業の作曲家です。 ロサンゼルス在住で、アメリカの製作会社に属しながら、テレビ用の曲を書いています。 ブログもやっています。 ギターもちょこっと弾きますよん。
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