Ableton Live 10

Ableton Live 10 AudioをMIDIに変換する方法

Ableton Live 10 AudioをMIDIに変換する方法

手元にある、音源(オーディオ)がもしMIDIになったら、、、

ついこの前まで夢のような話だったことが、もう可能になってるんです!(言い過ぎw)

今回は、ドラム、シンセのパートを使って実際にデモンストレーションしたいと思います。

さて、早速解説に入りたいと思いますが、以前ツイートで紹介したSpliceから音源をパクって、それをMIDIにしちゃいます♫

AudioをMIDIに変換する方法
  1. 音源を用意(当たり前だ)
  2. クリップスロットに入れる
  3. 右クリック
  4. その音源がドラム、コード(ハーモニー)、メロディー(単音)なのか選択
  5. 新しいMIDIクリップをダブルクリック
  6. MIDI編集

この流れですが、今回は最後の編集の部分は省いています。編集してない、リアルな音源で、この機能の現在地を図ってもらうためです♫

先日こんなツイートをしました。

トラックメイカーの間では、当たり前の様に使われてるサービスなので、DTMerは全員知っているはず!と勝手に想像してたんですけど、個人的にはかなりビックリの結果になりました。

Spliceは、サンプル音源の販売をしているサイトで、合法的に自分の曲に使えます。

実際にBillboard Top40のアーティストもこのサイトを利用して楽曲制作をしています。

全DTMerにオススメのサイトです

100クレジットがもらえるリンク→こちら

今回は、ここから3つサンプルを盗みました。 (合法です)

AudioからMIDI機能

この機能は、Ableton Liveでは9で追加されたものです。

AudioからMIDIに転換する、というのはMelodyne(プラグイン)でも出来ますし、LogicにはFlex Pitchがやってくれます。Studio Oneでも、かなりサクッとできるので、めっちゃ新鮮な話ではないんですが、トラックメイカーは、かなり重要な情報なので、ぜひマスターして欲しいですね♫

Ableton Liveでは、ドラム音源をMIDIに変えたり、ピアノをMIDIにしたり、もういろんなことが簡単に出来ます。

まず、先ほどSpliceでダウンロードした音源を、クリップスロットに入れたいと思います。

ドラムをMIDI化

クリップ上にある、ドラム音源を右クリックすると、メニューが表示されます。

Convert Drums to New MIDI Trackを選んで、ポチってください。

WOW!!!!っていうくらいのスピードでした。(2秒くらいw)

MIDIトラックが勝手に作られました。。。(お前がポチったからだよ

MIDIクリップをダブルクリックすると下のDetail ViewにMIDIトラックが表示されます。

元のトラック⬇️


MIDIにして、Ableton Live付属の606キットで再生⬇️

 

編集なしです♫

これを元に、もっと元のトラックに近づけていくことも可能ですし、全然違う方向にいくことも出来ます。

もちろん違う音に変えることも出来ますし、この上にパーカッションを足したりなんかもありですよね。

この作業が2秒くらいで終わった、っていう衝撃に浸ってください

ピアノをMIDI化

さて、ハーモニー(コード)をMIDI化してみましょう!

数秒でMIDIに返信をとげます⬇️

正直このMIDIを見るだけで、あり得ない、と思ってしまうのは、僕がおっさんだからでしょうか。。。

もう、『耳コピ』ってしなくていいんだね、、、とほほ。。。汗

元のトラック⬇️

MIDIにして、Ableton Live付属のAnalogシンセで再生⬇️

うん、すげーよ、、、笑

そりゃあ分かるよ、完璧じゃないのは。

これが数秒でできるんだよ?

これをMIDIに打ち込むのってピアニストじゃない自分だったら、どんくらいかかるか、、、汗

ここから、サクサク編集していけば、すぐにそれっぽくなるじゃん!って。

時代の変化を感じます、、、(たぶん今おっさん臭すごいと思う

メロディーをMIDI化

最後に単音のメロディーをMIDIにしましょう。

ドラム、コード(ハーモニー)、メロディー、この3つの機能がAbleton Liveでは別になっていて、それぞれDTMerが、音源に応じて選択していく感じです♫

音源を選び、クリップスロットに入れ、そこを右クリックしてMIDIに変換します。

CoCo壱があまりにも自然に馴染んできた感があります、、、笑

元のトラック⬇️

MIDIにして、Ableton Live付属のAnalogシンセで再生⬇️

最後にオチを用意していたわけではありません。笑

まだ、発展途上の機能だ、ということですね。

これに関しては、完璧ってのは存在しなくて(現時点で)DTMerの耳の質がまだ問われる状態です。

ここから、どうやって編集していくか、ってところが腕の見せどころってやつです。w

まとめ

Audio to MIDI、、、かなりすごい機能である、ということは分かって頂けたのではないか、と思っています。

ただ、ワンクリックで終わり、というのではなく、やはり手を加えないといけないですね。

ただ、DAWにこの機能が付いていて、サクッと使用できるのはやはりトラックメイカーにとってはかなり有効です。

実際、僕もこの機能はかなり使ってきました。便利だからです。笑

ちゃんと、譜面におこして、そこから打ち込み、とか言ってる時間はDTMerにはありません。ジャンプできるところは、ぴょ〜〜〜〜〜んって飛ばないといけないんです。

なので、この機能はどんどん試して下さい!

最後になりましたが、今回がAbleton Liveゆる〜く学ぼう企画第17回目です。

細〜く続いております。まだ、トラック制作だ!っていうレベルに達してないんですけどね。汗

ちょくちょく記事をアップしてるので、一緒に学びたい!って人は是非ツイッターでも、絡んで下さい♫

今日は、この辺で!

またねん!

Takeshi

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ABOUT ME
malibusoundvibes
バークリー音楽大学卒業の作曲家です。 ロサンゼルス在住で、アメリカの製作会社に属しながら、テレビ用の曲を書いています。 ブログもやっています。 ギターもちょこっと弾きますよん。
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