Ableton Live 10をゆる〜く学ぶ企画第23回
Ableton Liveを含め、DAWにはいろんなエフェクトが付属しています。
今回は、Audio Effectsというジャンルのエフェクトについて、そして使い方であるセンド・リターンについて、ゆる〜くですが、解説したいと思います♫
エフェクト別の解説は、これからちょくちょくアップしていこうと思っています。
Audio Effectsとは
名前の通りなんですが、オーディオをいじる・加工するエフェクトになります。残響効果や、音程の微調整など、オーディオに特殊な表現を持たせるものですね。リバーブなんかをイメージすると分かりやすいかな、と思います♫
どんな種類があるのか、Ableton Live付属のもので見ていきましょう。
CoCo壱に泳いで行く奴はいねーだろ!!!
失礼致しました🙇♂️🙇♂️🙇♂️
Audio Effectsは、大まかですが、カテゴリーを3つ分けることができます。
Spectral Processors (周波数をいじるもの)
EQ Eight, Auto Filter, Spectrum, EQ Threeなど
Dynamic Processors (ダイナミクス系)
Compressor, Glue Compressor, Limiter, Gateなど
Time-Based Processors (空間系エフェクト)
Reverb, Simple Delay, Filter Delayなど
Audio Effects・2種類の使い方
エフェクトは、2種類の使い方があります。トラックに直接インサートする場合と、センド・リターントラックを使う方法です♫
トラックにインサート
トラックにAudio Effectsをインサートしたい場合は、Detail Viewにドロップするだけでです。
左から右へ、というシグナルフローになります。
シグナルフローとは、音の流れのことで、この場合は、プラグインの順番を指します。プラグインの順番で音が変わってきたりするので、Ableton LiveのDetail Viewは、左から右に音が流れている、ということを頭に入れといて下さいね♫
プラグインの川の流れは左から右
もちろん、プラグインの並び替えは、ドラック&ドロップで可能です♬
センド・リターン
こちらは、すでにデフォルトでリバーブとディレイがセッションのテンプレートとして入っているので、Ableton Liveを開いた状態で稼働しています。
最初は、このセンド・リターンのコンセプトが僕もよく分からず、うまく使えていませんでした。
空間系エフェクトに使われる手法なのですが、元のトラックをリターントラック(リバーブ・ディレイなどのトラック)に送り、エフェクトをブレンドするというやり方です。
Wet、Dryという言い方をするんですが、元のトラックがドライ(何も処理されてない)そして、そこにウェット(エフェクトのみの音)を別トラックで処理し、2つをブレンドしていく、ということです。
余計こんがらがったかな?笑
別トラックで処理することで、音の調整幅が広がる(例えば、リバーブだけにEQをかけるなど)、そしてCPU負担削減にも繋がります。実際空間系エフェクトは、重いものが多いので、、
まとめ
これらのエフェクトは、毎セッション使うものが含まれると思うので、あることを把握しておくことをオススメします。引き出しの中に色々な道具が入ってる状態ですね♬
Ableton Liveだけではなく、今のDAWにはたくさんのエフェクト・プラグインが付属しています。
正直、他のプラグインを買わなくても、かなり音作りが可能ですし、特に最初は、DAWだけで音作りを開始することをおすすめします。
基本的な動作をマスターしてから、プラグインの購入をおすすめします♫
たけし@Malibu Sound Vibes
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