Ableton Live 10

Ableton Live 10 Utilityエフェクト解説

Utilityとはなんぞや!!!

実は、ゲインを使ってオートメーションする方法を探していたんです。

ボリュームオートメーションだったんですけど、トラック自体のボリュームをいじりたくなかったんですね。それで、Utilityのゲインを使えばサクッとできる、って聞いたので試したら、Utilityエフェクトってすげー!ってなって、ちょっとまとめてみました。

やりたかったオートメーションについては、最後に触れることにします♫

Utilityとは、便利屋みたいな機能です。

野球で、いろんなポジションを守れる選手をユーティリティプレイヤーなんて表現を使います。そんな意味をこのUtilityが持っているか、それは知りません。(知らんのかいな!w)

Utility・こんなにいろんな機能がついてるんです⬇️

見えねーよ!!!

失礼致しました。w

インターフェースの解説をします♫

インターフェース解説・Input

一つずつ機能を解説していきます♫

左がInputセクション、右がOutputセクションとなっています。

Inputセクション

フェーズをコントロールするボタンです。各チャンネルのフェーズ(位相)を反転させます。

こちらは、左右チャンネルの選択になります。左チャンネルだけを両方のスピーカーから鳴らしたり、左右のチャンネルをスワップ(交換)したりできます。

Widthというステレオフィールドの設定です。0%=モノになります。値が上がることで、よりワイドに聞こえるようになります♫

400%までいくことが可能なのですが、ほどほどにすることをお勧めします。笑

Monoボタンをポチると、モノになります。(当たり前だ!w)

その下のBass Monoは設定した周波数以下をモノにすることができる機能です。

50Hz~500Hzまでのカットオフ周波数の設定が可能で、右下のヘッドホンボタンで、そこだけソロで聴けちゃうなんてこともできます。

低音をタイトにする場合にとても有効だと思います♫

インターフェース解説・Output

Outputセクション

Gainを調節することができます♫ ー∞dB〜+35dBまでの調節が可能です。

パンニングの調節もできます。ミュート機能、DCスイッチも兼ね揃えています。DCスイッチはオンにすることで超低周波(ハム・ノイズ)を除去することができます。

ゲインを使ったオートメーション

さて、最後に僕がやろうとしてた、ゲインを使ったオートメーションのやり方を紹介します。

全体(トラック)のレベルはそのままに、ちょっとピンポイントで音量を抑えたい、っていう場面があると思います。そのときに便利なのが、このUtilityを使ったゲインのオートメーションです。

以前オートメーションのやり方を説明しましたが、全く同じ順序でやります♫

オートメーション手順

  1. オートメーション起動(クリック又はA)
  2. どこをオートメーションするか選択
  3. オートメーション書き込み

まとめ

Utilityをサクッと解説しましたが、とても便利な機能まんさい、ってことが伝われば幸いです♫

こういうツールが、DAWに付属しているのは、僕らのトラックメイキングを助けるためだと思うので、時と場合によってではありますが、どんどん使っていきましょう♫

それでは今日は、この辺で!

またねん!

たけし@Malibu Sound Vibes

 

ABOUT ME
malibusoundvibes
バークリー音楽大学卒業の作曲家です。 ロサンゼルス在住で、アメリカの製作会社に属しながら、テレビ用の曲を書いています。 ブログもやっています。 ギターもちょこっと弾きますよん。
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