ガソリンスタンドでいつも、フタを閉め忘れそうになる、Takeshiです。
昨日NectarのUNMASKという機能を使う際に必要なプラグインである、Relayについて解説しました。
少し、説明不足だったな、と思うところがあったので、パート2として解説したいと思います。
このプラグインの立ち位置的は、どこにあるのか。それはiZotopeのフラッグシップ的な存在である、Music Production Suite 2に入っているプラグインの相互性を高める、というところだと思います。
- Nectar 3
- RX 7 Standard
- VocalSynth 2
- Insight 2
- Ozone 8 Advanced
- Neutron 2 Advanced
- Tonal Balance Control
- iZotope Relay
- Celemony Melodyne 4 essential
- RX 7 Breath Control
Nectar 3のUNMASK機能だけに使えるのではなく、iZotopeのプラグイン同士をうまく繋げる、架け橋的な存在だ、という認識が正解です。
Neutronを使った例を紹介します。
例えば、ベースとキックドラムの関係性をチェックしたい、という場合どうするか。
ドラムとキックドラム両方にNuetronをインサートして、相互リンクさせる、という例もあります。
もし、キックドラムの処理は違うプラグインで、ベースはNeutronで行った場合はどうするか。キックドラムのトラックにRelayプラグインをインサートすることで、Neutronの画面上で、関係性をチェックすることができます。
そして、Neutron上で、Masking欄をチェックし、Relayを選択することで、ドラムトラックとリンクさせます。そして、Learnをポチッと押せば、ベーストラックが、キックドラムを分析し、ぶつからない様なミキシングを提案してくれます。
これが、ワンクリックで出来ちゃうんだから、怖いもんです。。。
元のトラック↓
Neutronベース、キックRelayで、相互リンクさせたミックス↓
ベーストラックがもっと、フォーカスされたのが、聴こえると思います。もちろん、これで終わりなのではなく、ワンクリックでミキシングを始めることができる、っていうところに注目してくれれば、最高です。
正直、iZotope製品を使いこなして、8割くらいまでミキシングを完成して、最後に自ら調整していく、って流れが誰でも出来そうな。。。笑 その逆で、自分のテンプレートで音を作って、最後iZotope先生に添削してもらう、、、こんなのもありですね。夢が膨らみます。笑
ちなみに、僕は、このブログでも紹介している、バークリー方式のミキシングがテンプレートです。そして、iZotope先生の力を借りて、、あーでもない、こーでもない、って繰り返して、ミキシングを行います。
ただ、ミキシングの為なら食事抜けるぜ!って程好きじゃないので、トラック制作の時に、かなり音を作り込んで、ミキシングはテンプレート中心です。
もちろん正解なんてないので、いろいろ試行錯誤しながら、自分のやり方を見つけて下さいね。
どんなやり方でも、iZotopeのAIは役に立ってくれると思います。
いろんなiZotopeのプラグインがある中で、このRelayが、縁の下の力持ち的な存在なんだ、ってどっかで覚えていてくれると、うれピーです。(のりぴーって最近どうしてんのかな?)
今日は、サクッとこの辺で。
またね!
Takeshi