DTM基礎知識

バークリー音楽大学、CLAに学ぶ、DAWのセッション整理法 

こんにちは!

今回は、DAWの整理について、サクッとブログにしたいと思います。

トラック製作・ミキシング、幅広く使えると思うので、参考になると嬉しいです。

バークリーで、学んだことと、僕の大好きなクリスロードアルジさんの手法を解説します。

まず、このクリスロードアルジさんの動画をご覧下さい。

この動画では、ミキシングのTipについて、紹介しています。

この中で、セッションの整理について、ふれています。

要点のまとめ
  1. ファイルの準備は、前日にやっておく
  2. DAWのトラックの、順番のパターンを決める

ミキシングの準備に、時間を費やさない。クリエイティブなエネルギーを、全てミキシングに注ぐ

『ファイルの準備』とは、一体なんぞや!という人のために、簡単なリストを製作しました。クリスロードアルジさんも、動画の中で、触れていますが、少し上乗せしました。

僕の以前のツイートと一緒に、紹介します。

 

まずは、セッションの整理からなんですね。これは、絶対にスキップできないんです。バークリーでも、かなり言われました。

ファイルの準備リスト
  • ゲインステージング
  • トラックの名前・色を設定
  • トラックを自分用に並べかえる(順番)
  • AUX(FX)トラックの作成
  • DAW上に、マーカーなどを設置し、ナビゲーションしやすくする
  • グループ機能などを使用して、セッションをまとめる
  • 使わないトラックは→Hide, Inactive

音云々って言う前の話ですね。ここがクリーンになってると、作業の効率が格段に上がるんです。

ちなみに、『ミキシング』のTipになってますが、これはトラック製作でも、最重要項目の一つです。

もう一つ、クリスロードアルジさんの動画を紹介します。字幕がないので、英語だけになりますので、ご了承ください。

これは、彼がどうPro Toolsを整理してるのか、という動画です。

最初の動画とカブるところもありますが、この動画のポイントをまとめました。

要点のまとめ
  • コンピングをして、トラックの数をできるだけ減らす
  • トラックの色を、自分のテンプレートに沿って、変更する
  • トラックの順番を、自分のテンプレートに沿って、並べかえる

彼のテンプレートを、かなり詳しく解説しています。彼と同じ様にDAWを整理したい!という、僕のようなミーハーな方向けに、トラックの色と、ドラムトラックの順番について、リストを作りました。

クリスロードアルジのトラックの色
  • ボーカル→青
  • ギター→緑
  • ドラム→赤
  • ベース→紫
クリスロードアルジのドラムトラックの順番
  1. Kick
  2. Snare
  3. Tom
  4. Overhead
  5. Room
  6. Samples (サンプル音源)
  7. その他

彼と一緒のセッティングをするってだけで、いい音になった気がしませんか?笑

最後になりましたが、トラックの色について、僕がバークリーの教授に習ったことを伝えたいと思います。

その先生は、トラックの色を全て灰色・グレーにしていました。

理由は、自分で、ミキシングを通して、色をつけていきたいから。

色があると、感覚が騙される的な、けっこうキツめのコメントをしていました。

僕が言いたいのは、それぞれ個人のやり方があって、ここでも、やはり自分のやり方を見つける、ってことが大事なんだ、ということです。

でも、最初はなかなか、どう始めていいのかが、よくわからないと思います。

なので、ここに挙げたやり方が、少しでも、テンプレートを作る際の手助けになれれば、と思っています。

自分流をつくりだせ!最初はパクれ!笑

今日は、ここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Takeshi

ABOUT ME
malibusoundvibes
バークリー音楽大学卒業の作曲家です。 ロサンゼルス在住で、アメリカの製作会社に属しながら、テレビ用の曲を書いています。 ブログもやっています。 ギターもちょこっと弾きますよん。
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