Ableton Live 10

Ableton Live 10 シグナルフロー・レイテンシー入門

Ableton Live 10を学ぼう第14回

今回は、オーディオ・インターフェース、シグナルフローとレイテンシーの話をしたいと思います。

かなり基礎的な話なので、知ってるよ!っていう人は飛ばしてくださいね。w

ちなみに、この流れで、今後オーディオ・レコーディングの方法について解説したいと思います。

セッションビュー、そしてアレンジビューどちらでもオーディオ・レコーディングができるように解説します。その為に、必要なのはオーディオ・インターフェース。

まずは、オーディオ・インターフェースの基礎をおさらいしたいと思います。

第一回から読みたい!っていうイケメン・美女の貴方はこちら⬇️

 

オーディオインターフェースとは、マイク、楽器とパソコンがコミュニケーションをとる為の機械です。

マイク、楽器はアナログの世界で、Vibrations(振動)によって、表現されます。パソコンは、それがDigital(数字)によって、表わされるんですね。この相反するものを、うまくつなげるもの、それがオーディオ・インターフェースです。

AD/DAコンバーター、っていうのは、DTMerなら聞いたことがあると思います。

これが、オーディオ・インターフェースのメイン機能です。

ADコンバーター

声・楽器 アナログ→デジタル パソコン

DAコンバーター

パソコン デジタル→アナログ スピーカー

もし、オーディオ・インターフェースでちょっと頭がこんがらがってるぜ!っていう悩める少年・少女のために書いた記事がこちらです⬇️

シグナルフローについて

シグナルフローって何か知っていますか?これも、つまらない話かも知れませんが、めちゃくちゃ重要なトピックです。

信号の流れのことを指していて、音がどんな流れで、スピーカーにたどり着くのか、っていうことを意味しています。

シグナルフロー

マイク・楽器をパソコンに取り入れ、それをスピーカーに送る一連の流れ

生の楽器だけじゃなくて、DAW内で、音がどのように動いているかを示すものでもあります。

バークリーの先生から聞いた話があります。

シグナルフローとは、浄水場のシステムによく似ています。(大丈夫か?w)

まず、空から雨が降ってきます。(オーディオ・ソース)

カレーにかけるとんかつソースのことではありません。(誰も間違わないだろ!)

雨が山から降りていき、ダムにたどり着くんです。(オーディオ・インターフェース)

いろんなところから、ちょろちょろとダムに流れて行くのです。。。何種類ものインプットから音がインターフェースに流れていく姿にそっくりです。(なのか?)

そして、ダムから浄水場に送られます。(パソコン)

ここで、音をプロセスするんですね。まるで、水をフィルターに通すように。。。(無理矢理感ないか?w)

そして、そのキレイになった水が地下(インターフェース)を通り、、、モニタースピーカーにたどり着く、ってわけなんです!!!

そうです、、、モニタースピーカーとは、、、蛇口の事だったのです!!!!

本日をもちまして、ブログを閉鎖させていただきます。。。

ちなみに、この話は、本当にバークリーの先生がしていました。w (ウソじゃないよ!)

サウンドハウス

レイテンシー

シグナルフローについて、よく分かったと思います。(催眠か?w)

この一連の音の流れは、実際時間がかかるものなんです。いくらデジタルとは言え、いろいろな回路を通り、最後またアナログとして音が出てくるまでの『時差』が生じるんですね。

それを、、、レイテンシーと呼ぶんです!

レンテンシーの話ってけっこうよく聞くと思うんですけど、単純に音が入ってから、出るまでの『時差』なんです。

そのレイテンシーに影響するのが、バッファサイズと呼ばれるものです。

バッファサイズ

低い=信号のスピードが速い=パソコンがめっちゃ頑張る

高い=信号のスピードが遅い=パソコンの負担が低い

感のいい方は、予想できたかもしれませんが、楽器を録音する時は、バッファサイズを低く、そして、ミックスの時は高くするとオッケーなんです。

バッファサイズ

レコーディング➡️低く

ミックス➡️高く

レイテンシーのセッティング

Ableton Liveは、インプット・アウトプットのレイテンシーをまとめた数値を示してくれます。

それが、Preference>Audio>Overall Latencyです。

バークリーの教授は、このレイテンシーが13ms以下になるように設定するように、勧めていました。

それ以上になると、耳で認識できるくらいの『時差』になるからです。

レイテンシーの設定

13ms以下

テストトーン

上の画面の一番下の欄にTestがあります。

その一番上のTest Toneを使ってみます。バッファサイズのチェックに使えるので、その方法をサクッと解説します。

このテストトーンを鳴らして、もしクリックや、ディストーションが聞こえたら、バッファサイズが低すぎるので、少しあげて下さい。

テストトーンがスムーズになっている状態が基本です。

まとめ

DTMの基本みたいなところを、おさらいしてみました。DTMerは、こういうところがおそろかになってしまいがちなんですね。

なので、制作をしながら、少しずつ基礎的なところも勉強しましょう。

このブログでも、ちょくちょく触れていく予定です。

まずは、オーディオ・インターフェースの基礎、そしてそれに伴うシグナルフローレイテンシーがどんなものか、頭に入れちゃいましょう。

機材のことも、もっと理解出来るようになると思います。

そして、DTMerは沼にハマっていくんです。。。www

そろそろカレーの時間なので、今日はこの辺で!

またねん!

Takeshi

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ABOUT ME
malibusoundvibes
バークリー音楽大学卒業の作曲家です。 ロサンゼルス在住で、アメリカの製作会社に属しながら、テレビ用の曲を書いています。 ブログもやっています。 ギターもちょこっと弾きますよん。
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