バークリー音楽大学

バークリーで習った、スネアドラムのEQ処理 初心者用テンプレート

 

こんにちは!

今日は、バークリーで一番最初に習った、スネアドラムのEQについてです。

先日、キックドラムのEQについての記事も書きましたので、もしよかったら、そちらも参考にして下さい。

API550Aを使ったテンプレートです。

ちょっとアグレッシブに処理してるな、と思われるかもしれませんが、あくまでスタート地点としてなので、自分のトラックに合った状態を模索して下さいね。

それでは、サクッと見ていきましょう。

まず、このAPI550Aについては、Qの幅が広めに設定されてる、という特徴がある、ということを明記しておきます。

スネアの、メインの周波数は、だいたい200~400Hz付近ですので、そこを基本として考えます。

スネアドラムの、メインの周波数は、200~400Hz付近

処理のポイントとしては、3つあります。

100Hzブースト メインの周波数の少し下を上げることで、低音をサポートします

1.5kHzカット 耳障りな音が溜まりやすい周波数なので、少しカットします

10kHzブースト 音抜けが一気に良くなります

ちなみに、5kHz辺りを、思いっきり上げることもあります。また、2kHz~4kHzくらいをブーストして、アタック感を演出することもあります。

先日お伝えした、キックドラムに関してもそうなのですが、本当にケースバイケースですので、テンプレートからスタートして、トラックの状態を耳で確認して下さいね。

音源も、今後アップします!

Takeshi

 

ABOUT ME
malibusoundvibes
バークリー音楽大学卒業の作曲家です。 ロサンゼルス在住で、アメリカの製作会社に属しながら、テレビ用の曲を書いています。 ブログもやっています。 ギターもちょこっと弾きますよん。
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